メッセージ 引き離せない愛 ローマ人への手紙8章39節
高いところにあるものも、深いところにあるものも、そのほかのどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。ローマ8:39
その後、私はカリタス・ジャパンというカトリックの救援活動団体を通して東北へとボランティアに行きました。
そこで目にした光景は、やはり衝撃的なものでした。崩れた建物、積み上がった車など、悲惨な光景が広がっていました。傾聴のボランティアでいろいろな方のお話を伺うと、ますます心が痛みました。がれき撤去や誰のものかわからず集められた写真を綺麗にする作業も、やりながらいろいろな思いに駆られました。
ボランティアをしながら、神様のなさることへの疑問が自分の中でふつふつと沸き上がりました。自然災害は、戦争などと違い、人の過ちで起こるものではありません。それなのに、絶大な被害を引き起こし、多くの人を悲惨な状況に陥れてしまいます。
そこに滞在しているうちに、私の中で「神様がわからない」という思いが大きくなっていきました。
そしてある時、外に出て一人で「神様どうしてですか。」という祈りをしました。
こう書かれています。
「あなたのために、私たちは休みなく殺され、屠られる羊と見なされています。」
しかし、これらすべてにおいても、私たちを愛してくださる方によって、私たちは圧倒的な勝利者です。
私はこう確信しています。死も、いのちも、御使いたちも、支配者たちも、今あるものも、後に来るものも、力あるものも、高いところにあるものも、そのほかどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。
この時のことは生涯忘れることができません。私の祈りへの答えが、ローマの8章なのだと分かりました。この言葉が、地震に対して「なぜか」と問うた私の疑問への神様の答えだったのです。
「どうしてこんなことが起こったのか」
その理由や合理的な答えを得ることはできませんでしたが、私にとってこのみことばは、それ以上の答えでした。
それが神様の答えなのだと思いました。
「なぜですか神様」と問いたくなる出来事に出会わざるを得ないとき、聖書が人に与える確信は、次のことなのです。